塗料の希釈について

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各メーカーから発売されている塗料をエアブラシで噴霧する場合、そのまま使用するのではなく必ず希釈が必要です。
その種類や成分、エアブラシのノズル口径・エアの圧力、また開封からどれだけ経過しているかによって変わるのであくまでも目安程度ですが、 概ね塗料1に対して溶剤が2~3程度の割合です。

実際には溶剤をスポイトで添加しながら、調色スティックで混ぜて濃度を微調整します。
塗料を皿の縁につけ、少し垂れる位(大体牛乳くらいの粘度)がベストです。
また、必ず各塗料メーカーが出している専用のうすめ液(溶剤)をセットでお使いになられることをお勧めします。

※ラッカー系塗料などは使用前に水を入れたり、使用後に水で洗浄しようとしたりすると固まってしまいますので、くれぐれもご注意下さい。

※メタリックカラー、1200番未満のサーフェイサー、トップコート、またアクリジョンなどの特殊な水性塗料は弊社の0.3mm口径のハンドピースと22PSIのコンプレッサーでは圧力が弱く、ノズルに大きな粒が詰まりやすい為、ご使用いただくにはかなり難しくなっております。

もし、希釈がうまく出来ず塗料を詰まらせてしまった場合は下記動画を参考に分解洗浄をお願い致します。

もし、分解洗浄後も改善しない場合はハンドピースの単品販売も行っておりますのでご購入をお願い致します。
なお有償にて点検・修理も承りますのでご希望の場合はその旨とお買い上げ時のご注文番号を明記の上、下記よりお問い合わせください。

<ご注意>
※お電話でのお問い合わせには対応しておりません。
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営業時間外および土日祝にご連絡いただいた場合、対応は翌営業日以降となります。

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